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犬の飼い方②

犬を救うための準備

正しい知識を身につけて愛犬と楽しくお過ごしください。

縁あって飼い主になられたものの、皆さんのワンちゃんが問題行動なく一生を終えるわけではありません。 そこには愛犬との共生における重要な飼い主としての仕事が存在します。 犬は学習する動物です。


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輸入後?「陽性強化」

「陽性強化」犬のしつけに関して良く聞く言葉ですが、この言葉を使うことでいかにも新しい海外式の訓練法!犬に優しいトレーニング法!というトレーナーのイメージアップには役立ってきたようです。
新しい訓練法と認識されているようですが実際は最も古典的なトレーニングの原型といえるものなのです。
昔も今も体罰トレーニングはいただけないものですがこの古典的なトレーニングは犬に優しくシンプルな方法であり、正しい知識を持って正確に適用すればとても効果的です。
陽性強化において肝心なのはいつ、どのタイミングで、どんな感じで、どれだけの量を「褒めたらよいのか」ということです。残念ながら私はそこまで詳細に説明してある解説書を読んだことがありません。
有るようでない、的外れな解説書ならたくさん存在しますが・・・ここでは順序よく正しい陽性強化(ポジティブリーインフォースメント)について説明します。

陽性強化に関する基本知識
必要なもの
①「明確な要求」“やってくれれば”でなく“”何をやらせるか“をはっきり意識しておく。
②「報酬」ここで必要な報酬の道具は“声”そして“手”です。
報酬をいつ与えるのか:順序
まず合図を与えることは犬に反応を要求しているわけです。それに対し要求どおりの反応があったときのみ報酬を与えます。
どんなタイミングで
反応後すぐに与えます(なるべく2秒以内に)
注意:約束
位置、方向、反応速度が要求どおりであったときだけしか与えてはいけません。
どんな感じで:意思表示
一定の声(声質と声量の)、一定の撫で方(ぺディング)で一貫した褒め方を心がける。褒められた時犬が喜んでいないように感じても、タイミングと報酬量が一貫していればほとんどの犬は次第に理解するようになります。
どれだけの量を
犬の反応がレベルアップすると報酬量は増えていきます。最初の時点ではそれを考慮し声も触り方も、ある一定量で十分です。

犬語を話そう

「犬は言葉を理解する」ほとんどの人がそう信じているのではないでしょうか。
確かに一部の犬たちに限り、理解できている場合もあるとは思いますが、犬が理解出来ないやり取りをしている飼い主が多いはずです。
実際に犬は人間の発する言葉をどのように理解しているのかを認識しておく必要があります。まず、私たちが発しているものは言葉(声)ではありますが、犬にとっては「音」でしかないわけで、その音が信号(合図)として犬に伝わっているのです。

通常いろんな言葉を犬に対して与えているようですが、それに対し犬は自分が理解できる以上の信号を与えられ常に混乱し誤った反応を見せる、或いはは何も反応しない(言うことを聞かない)状態になります。
そこで人間の子供とは違うことを認識し、必要以上の言葉を使わないようにした方がよいのです。もちろん犬に直接与える言葉(合図)は限られた少ない合図が理想ですし、短い音であるべきです。

いくつかのコントロールは合図を使って機能させておけばその他の耳に入る音(会話)に関して犬の混乱を招くことはなく影響も少なくなります。
言葉と音の違いを正しく認識し有効なコミュニケーションをとりましょう

合図を決めよう

合図を数多く使用すると犬の混乱を招きます。言葉を覚える限界を競っているわけではないので、なるべく少ない種類の合図を確実に学習させていくことが重要です。
そして先に説明したようになるだけ短い音を使った方が犬も間違わずに済みます。何語でも構いませんが日本語がかっこ悪いとか、英語は恥ずかしいとかの問題ではありません。犬にわかりやすくが基本です。
声の合図(ボイスコマンド)の後に手の合図(ハンドコマンド)ひとつ覚えればバイリンガルも可能です。

リーダーシップは戦国時代

「リーダーシップをとりましょう」と、どの本にも書いてありますが具体的にどうしたらよいのでしょうか。リーダーシップをとる「方法」は、文章だけで説明することが難しいのではないかと思います。
伝え難い箇所ではありますが、一言で言えば犬よりも先回りした判断と行動が出来なければなし得ないということです。

犬は常に人間に対して勝負を仕掛けてきます。しかしその勝負、人間は負けるわけにはいきません。予測することで犬の期待のほとんどを裏切る反応を返していかなくてはいけません。
犬はとても遊びが好きな動物です、その人間への挑戦もいわばゲームのようなものです。犬は上下関係を決める動物であるという事実に関しあいまいな認識しかないため、家庭内で固定された上下関係を受け入れてしまっている人は少なくありません。
しかしそれは絶対的なものではなく、犬の権勢とは流動的なもので、たとえ服従している対象者(たとえばお父さん)でもゲームを仕掛けていきます。
やはりこれも認識不足(勉強不足)によるものです。トレーニングに関してもいえることですが一度身に付けた能力も決して永続的なものではありません。

リーダーシップに関しても同じです、生きている限り犬はゲームを仕掛け続けます。この部分をきちんと理解して対処することで主従関係を維持していけるのです。
自分がリーダーであるための戦(いくさ)は生涯続きます

犬という名のチャレンジャー

犬は本当にしつこい動物です。いつも懲りずに遊びを仕掛けてきます。なついているように見えて実は人間を試しているのです。
かわいいはずの愛犬も育て方が悪いと四六時中ちょっかいを出してくるでしょう。でも私たちがどんなにくだらなく感じる行為でも、その“ゲーム”は犬にとって生きがいのようなものです。
あなたがそれに「無意識」に応えている限り、その犬の“挑戦”は永久に続きます。

犬はラストサムライ

犬の生き様とはどんなものか、犬は“野性味”を持った動物です、それを理解するため“侍”と表現してみます。
今の犬たちの多くはずいぶんと野性味が薄れ、社会性(従順さ)を身に付けており、良い傾向だといえます。習性に関しては人間にとってありがたくないこと(汚いこと、恥ずかしいことなど)もたくさんありますが、気性や性格においては、野性味と従順さの両方を持って行動しています。
もちろん社会性のある犬たちもそういった部分は持っていますし、動物同士(犬同士)においては、その性質を十分機能させているはずです。
そんな犬たちは何に対しても常に緊張感のあるやり取りをしている動物です、嗅覚、視覚、聴覚を駆使して終始緊張感のある駆け引きをしています、受け入れればともに遊び、さもなければ戦う動物なのです。

よく喧嘩になることもありますが犬はとどめを刺すことを選択的繁殖の過程で削除されています。さすがに殺すことはなくとも、とても代謝の高いやり取り(交流)をするものです。
ある意味“野蛮”な動物であることも事実なのです。人間にとっていい部分を評価し、悪い部分を責めるだけでなく、そんな動物であることを理解することも必要ではないでしょうか。

犬の条件反射、人の条件反射

犬の行動の多くは条件反射によるものです。そこで犬の条件反射を理解し、人間(飼い主)自身の条件反射も磨いていく必要があります。
犬の条件反射とは「条件付けの原則」の古典的条件付けで示されているように無意識に何にでも反応してしまうことです。その条件反射を含み犬は色々な挙動を見せます。
そしてその行動は人間にとってありがたくないものも多く、いろんな刺激を起因とするその行動には一定のパターンがあります。
それらのものが予測できるようになれば、犬が行動する直前、もしくは行動し始めたときに対処することが可能になり犬の無駄な行動を抑制することが出来ます。

子育ての認識改善

どんな犬を飼うにせよ、正しい飼育法を実践することでほとんどの問題行動は予防でき正しい性格形成が可能です。
どんな犬種か、オスかメスか、何ヶ月から飼うのか、などどの犬も条件によって様々ですが、飼育法が正しければそれらの要素はハンディキャップにはなりません。
なるべく犬を飼う前に学ぶことが理想ですが、同時に犬の飼育においては“永遠の子育て”と認識することが重要です。
生涯を通じて同じペースで育てている方が多いようですが、せめて12ヶ月までは人間の子供と同じ幼児期と考え、手厚い世話を行ってください。

再認識

たとえ飼育の経験があったとしても、昔飼っていた犬種より今の犬種は幅が広がっています。それに昔は外飼いが普通でしたが今は室内で飼育することが増えてきました。
日本はペットとしての歴史は長くありませんが環境は急激に変化しています。そのため昔の経験はあまり役に立たない場合が多く、ゆえに不適切な飼育をしてしまう原因にもなっています。
今から犬を望ましい方向に変えたいのであれば、あなた自身が変わる必要があるでしょう。

犬の習性、気性、性格

人間の性格は変わらないと言いますが、犬に関していえば、その性格は生涯を通じて変化するものです。
ほとんどの場合、私たちの目に映る部分で「この犬の性格は…」と言う風に表現しますが、果たしてそれは「性格」なのでしょうか、まず犬の“習性”というものはどの犬にも共通した行動を形成するものであり、次に遺伝的な要素を含んだ“気性”というものが特有で変化しにくいものと位置づけられています。
ここまでは私たちの手が及ばない部分であり、その犬のキャラクターともいえる部分でしょう。そしてそこに“性格”と言うものが後から飼い主の手によって形作られていきます。
この性格と言うものこそ私たちの飼い方によって形成されるもので、飼い主、飼育方法、環境、など色々な要素が性格形成(性格付け)に影響していくと言えるでしょう。
その飼い主が求める良い性格の犬とは個々様々のようですが、ほとんどの場合穏やかで、人になついて、他の犬と仲良く、云う事を聞くうるさくない犬(?)そんな感じでしょうか?
いずれにしても理想的な犬を思うのは簡単ですが、あまりお目にかかれるものではありません。
どんな理想を持っても、やはり犬に関する正しい知識(習性、気性、性格を混同しない)を持ち正しく犬を飼育する、そうすることが理想的な性格の形成につながっていくと言えるでしょう。

犬と人間の違い

犬を見るときに人間はどうしても自分たちの感覚を当てはめて見てしまいがちです。
犬にも確かに独自の感情や思考は存在しますが、それよりも感覚に頼って生きている動物です。
各感覚によっていろんな刺激を感じ、それに対する反応が行動につながるわけです。犬たちがその感覚により、どう感じているのか理解する必要があります。

犬のあきらめ、人間のあきらめ

犬は基本的にあきらめが悪い動物でその反面あきらめることを学習できる能力が備わった動物でもあります。ほとんどの場合犬があきらめそうにもないからと、人間があきらめている場合が多いようです。
シンプルに単純な方法を何度も繰り返す、そうすることで犬のあきらめるまでの時間は徐々に短くなり、最終的にその行動も減少するはずです。
あきらめさせる意思表示は犬にわかりやすく伝える必要があります。

犬に対して客観的な視点で

たとえ犬に携わる仕事をしていても、自分の犬に関して見失ってしまうことは珍しくありません。どうしても感情的になってしまう部分があるからだと考えられます。
そのため問題の原因になる部分を見失しないがちになるのではないでしょうか。感じていない、気づいていないだけで、何の問題も抱えていない飼い主さんは一部分だけです。

問題を抱えている飼い主さんは、常に客観的な視点で犬を見る努力が必要です。それでも補えない場合はプロの助言や指導をお勧めします。
無理をせず必要なところでは手を借りることが重要です。
犬という字の中に人という字があり互いに支え合っています。

臆病と服従の見極め

臆病と服従は区別して考えます。臆病でも服従しない犬もいれば服従する犬もいます。
臆病でなく服従しない犬は支配性(優位性)の強い犬です。
臆病なのは性格であり支配と同様に服従は本能的なものです。

犬の興奮状態とは

犬の興奮状態とは、私たちの考えるものとは違うレベルであることを認識してください。
見識ある人間なら興奮状態をコントロール出来るはずです、犬の場合はそもそも我慢する習性がなく、意識が何かに集中すると興奮はさらに増幅され、周りのものが見えなくなる、そんな状態になっているわけです。このとき次の行動を要求しても無駄です、すべては落ち着いてから次の行動を考えましょう。
正しくトレーニングをしていけば興奮も早く落ち着かせることができ、刺激に慣れさせれば興奮する頻度も減ってきます。

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